長野県神道青年会

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平成27年度活動報告

神道青年東海地区協議会教化研修会  押森 慎

 大東亜戦争終結より七十年の節目を迎える本年、人口の八割が戦後生まれの現代にあって、先人達たちが願った未来、託した未来、守ろうとした未来は今も続いている。現代に生きる私たちが目を向けず、耳を傾けないだけで、託された未来は今であり続ける。同時に、託すべき未来が私たちにもあるはずである。本研修会は先人たちが命を賭して護り伝えようとした遺志を受け継ぎ、青年神職として次代に伝えるべきものを学び取る目的のもと開催された。

 

 平成二十七年九月七日(月)、八日(火)の二日間に亘り、三重県四日市市に於いて初日は研修会を実施し、二日目は親睦会を行った。当県からは唐沢会長を始め七名の参加となり、各自頭と身体と胃と肝臓を大いに使い、有意義な研修となったと感じる。研修会趣旨にあるよう、託された未来と真剣に向き合えたかどうかはわからない。が、こうして自分たちが在る今と向き合えたことは確かである。

 

 五歳で父を亡くし、亡くなった父の場所に一度でいいから行ってみたいとの思いより、四十八年間の遺族会活動をされている伊藤早苗先生は、「当時の人たちを調べると今が幸せであったことがわかる」と。皇學館大学現代日本社会学部教授の新田均先生は、戦後七十年安倍首相談話を取り上げ、「世代を超えて、過去の歴史に正面から向き合い、謙虚な気持ちで過去を受け継ぎ、未来へ引き渡す責任を果たすために」と、共に過去を今として、未来も今として見つめ、願いの籠もった話を頂戴した。

 

 戦後を見つめる様々な活動も、理解されないこともあると聞く。ご英霊の礎の上に立っている私たちは、それぞれに受け継ぎ伝えて行く役目があるのだと感じる。まずは大小に拘らぬ地元の慰霊祭の真摯なる奉仕から始まり、戦中生きて故郷の地を踏むことを祈り、戦後子供たちが集まり遊んだ神社を再生することが、先人の想いに応えることと信じ、立ち止まり振り返りながら今を生き、今に生かされている。

 

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