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平成30年度活動報告

夏期セミナーを受講して

　　　　　　　　　　　総務委員　　遠山　赳

 

平成３０年８月２９・３０日と神道青年全国協議会主催の夏期セミナーに参加いたしました。

本年の夏期セミナーは「『転換期にたつ我ら』～世論を喚起するために～」と題し、神社本庁で行われました。約１３０名の参加があり、長野県神道青年会からは市原会長と私の２名が参加いたしました。

２９日午後１時から開講式が行われ、第１講では小國神社宮司・神道政治連盟会長の打田文博先生より「平成の御代替りと憲法改正運動」という題で講演を頂きました。

第２講では神道政治連盟首席政策委員の田尾憲男先生より「国体～皇室・神社・国家・臣民の道」という題で講演をいただきました。

第３講では國學院大學名誉教授の大原康夫先生より「次の御代替りの諸儀について」という題で講演をいただきました。

２日目３０日１０時からの第４講では日本政策研究センター代表の伊藤哲夫先生より「日本らしい国づくりに向けて」という題で講演を頂きました。

平成３１年４月を以て御代が変わるという今を生きる人々が誰も経験したことのない時を迎えようとしています。その中で現憲法下においての践祚・改元・即位の礼が行われるのですが、平成の御代替わりでは法制の不備や政教分離への過剰配慮によって変更点があり、云わば苦肉の策での斎行となった事を知りました。

日本は世界に類を見ない天皇を戴き今に伝える国であり、長い歴史を有しています。象徴としての天皇の位置づけ故に憲法の制約を受けることとなってしまうことは、長い時間をかけて伝えられてきた日本の伝統が変えられてしまうことでもあります。憲法改正の機運が高まりつつある今、私たちはこの歴史ある日本の天皇や皇室の地位だけでなく諸行事を従前のように戻し今後も連綿と伝えられるようにするためにもっと勉強をし周囲に広めて憲法改正にむけての活動をして行かなければならないと感じました。

 

 

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