長野県神道青年会

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平成28年度活動報告

 「和やかに~NAGOYA~」

副会長 友野直樹

 平成二十八年度神道青年東海地区協議会教化研修会が「尾張名古屋は城で持つ」で有名な愛知県が当番となり熱田神宮にて総会と研修会、名古屋ガーデンパレスに会場を移して懇親会、翌日親睦行事を行いました。

 

 今年は例年になく台風の多い年で、当日の夜に最接近との事で午前中は大雨強風により開催も危ぶまれました。実際、長友神道青年全国協議会会長は宮崎が暴風域に入り、飛行機が全便欠航となってしまい、お越しいただくことが叶いませんでした。しかしながら天候は徐々に回復し、運休していた公共交通も通常運転となり一安心しました。

 

 

 総会では決議文により神武天皇崩御より二七〇〇年余り経ち、今一度神武創業を顧みて八紘一宇の精神を受け継ぎ、また神宮の奉賛を引き続き行う旨が採択されました。

 

 研修会では市橋章男講師より    「源氏・足利一門と尾張、三河」―三英傑を輩出した土壌― と題した講義をして頂きました。源氏の棟梁源頼朝は熱田神宮大宮司家の息女が生母であったと言うことや、平安時代末期には武家社会の強力な基盤は既に存在したとの見解を資料を示しながら丹念にご教授頂きました。先生は「源頼朝を入れて四英傑と言っても間違いでは無い」と仰ってましたので大変興味深く拝聴しました。

 更にNHK 大河ドラマ「真田丸」にも触れられて、徳川家康が意地悪爺さんに描かれているのは不本意で、実像は全く違うと力説されていました。

 

 近年地域おこしの一環として歴史が見直されて来ています。郷土の歴史を知ることは自分を知ることの第一歩である事は疑いの余地はありません。更にその中で信仰の面から見ると神社が果たしてきた役割は多大であります。我々青年神職も郷土史専門家レベルの知識を有し御祭神と共に歩まれたご先祖様を顧みることも必要ではないかと思いました。

 

 親睦行事の金魚すくい大会では童心にかえり、動きの鈍い出目金を一心不乱にすくいました。長野県は団体五位、個人は不肖私友野がブービー賞となり飼育セットを頂きました。景品で貰いました金魚は元気よく水槽の中を泳いでいます事ご報告いたします。

 東海地区教化研修会は毎年九月に行われま

す。懐かしい同級生や他県青年神職と交流出来る数少ない場であり、様々な知識を得られる機会ですので会員の皆さん奮って参加しましょう。

 

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