長野県神道青年会

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平成27年度活動報告

慰霊顕彰旅行に参加して  立岩千尋

 今年は戦後七十年の節目の年ということで、十一月十一・十二日の二日間にわたり靖國神社をはじめ、慰霊に関わる神社と群馬県の神社仏閣の参拝旅行に八名で研修して参りました。

非常に有意義な時間を過ごせました。他県神職との交流もあり、刺激的な二日間でした。

 まず靖國神社へ正式参拝へ。今年、我々が一般向けに作成した慰霊顕彰チラシに「私たちが平和で健やかに暮らしていると報告することが何よりの慰霊になるはず」と記しました。

 

 本当に平和です。非常に豊かです。七十年前に命を賭して戦った御英霊のことを忘れてしまうほどに平和です。

 しかし、あの時代に戦った方々がおらねば、この平和は無かったかもしれない。その熱い想い、悲しさ、御英霊に想いを馳せ、感謝すること、知ることしかできないと思いながら、拝殿から本殿へ進みました。

 

 その後、遊就館を拝観しましたが、欧米や中国の方も何組かいらっしゃったことが印象的でした。彼らが展示内容に何を感じているのか。こういった史料を外国人と共有できることに感じるものが多々ありました。

 その後、地下鉄で移動して乃木神社、東郷神社を参拝し、群馬へ。

 

 目的地は群馬の青年会会長の奉職神社である玉村八幡宮です。ここで印象に残ったのは、室町時代の本殿と玉型の絵馬「願い玉」です。

 夜は群馬県の皆さんと親交を深め、青年会の状況を語りながらお互いに共感できる事、違いも感じ、学びの多い交流となりました。

 

 二日目の朝は群馬縣護國神社へ正式参拝です。前日に親交した青年会員石川権禰宜の案内で拝殿へ進み、四万七千余柱の御英霊に感謝申し上げました。

 

 驚いたのは、拝殿や芝生の広い境内など長野縣護國神社とほぼ同じであること。どうやらいくつかの護國神社は同じ設計者とのことでした。

 その後、昨年竣工した群馬県神社庁の新しい庁舎を見学。次に高崎だるまで有名な少林山達磨寺へ。

 続いて一ノ宮貫前神社、妙義神社と参拝し、二日間で計九ケ所を巡りました。

 

 参拝したことのない神社もあり、「百聞は一見にしかず」で、良い勉強になりました。

 また、群馬の方々との親交もあり、神職として今後どうあるべきかを考えさせられる稔りの多い旅となりました。

 

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