長野県神道青年会

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平成25年度活動報告

第62回神宮式年遷宮御白石持

この度縁あって、7月27日に御白石持行事に参加させていただきました。当会からは会長以下3名が参加致しました。前日から始まった本行事は、この26・27の2日間に限り自分達で川曳きした御白石を直接新宮に納めることが出来るという、正に恵まれた内容であり、我々は神道青年東海地区協議会主催による研修として地元の桜ヶ丘奉献団に仲間入りして奉仕して参りました。天候に恵まれた当日は、信州とは違って厳しい暑さとなり、順番待ちをしている間はとにかく早く川に入りたいなどと皆で言い合っていました。本番になり、御白石を奉戴したソリから白い2本の曳き綱が伸ばされると、独特の木遣り歌の合図により曳行が開始されました。五十鈴川の中はほぼゆるやかな川底でしたが、時折水深が深い場所があり、胸の高さまで水に浸かるような場所もありました。また曳行の途中休憩時には、皆で木遣り歌を唄いながら水を掛け合う遊びを楽しむなど、終始和やかな雰囲気でした。ちなみに某会長は木遣り衆の若い女の子にばかり水を掛けて楽しんでいました…さて宇治橋の脇に着くと雰囲気は一変し、ソリを陸に曳き上げる為に

足に自信の無い参加者は曳き綱から離され、見物に集まっている参拝者を規制するなど、曳行関係者は先程までの笑顔からやや厳しい表情になっていきました。その甲斐あって見事に境内にソリが曳き上げられ、安堵の中、もちろん事故や怪我も無く無事全曳行が終了しました。神宮神職による清祓いの後、一人一人に御白石が配られ、行列を整え愈々御敷地へ参入です。真新しい御正宮はその場にいた誰もが言葉を失う程の神々しさでした。感想の述べ様もなく、ただ有り難さでいっぱいです。「かたじけなさに涙こぼるる」です。今秋、天皇陛下の御治定により遷御の儀が執り行われます。我々青年神職が何を為すべきか?遷御を始め関係諸祭の御盛儀をお祈り申し上げることはもちろん、とにかく機会を作って皆を誘って参宮しましょう。最後に、我々を受け入れて下さった桜ヶ丘奉献団、また企画して下さった三重県神道青年会の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

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