長野県神道青年会

TOP

活動報告

会長挨拶

私達の主張

慰霊施設一覧

組織図

会員専用

平成29年度活動報告

 

長野刑務所大祓・安全祈願祭

    教化委員会 理事 橋詰昌徳

平成二十九年十二月八日、雪がちらつく長野刑務所にて、瀧澤基・片山求両教誨師にも当日お越し頂き、片山教誨師には神青会員として祭典奉仕も兼ねて御参列頂きました。また、瀧澤けい子先生の祭祀舞奉納を頂きまして、会員6名(斎主、祭員2名、典儀、伶人2名)にて大祓式並安全祈願祭が執り行われました。

 

 

今回の奉仕によって感じたのは長野県神道青年会の恒例事業ではありますが、教誨師ではない神職が実際に教誨について知る機会は極めて少ないとの思いです。実際私も、奉職するまで教誨についての具体的なことは全く知りませんでしたので、今回奉仕させて頂くにあたり「教誨」に関して少し調べてみました。

 

 

刑務所や少年院などの矯正施設において、その施設に収容されている被収容者の精神的救済や更正などを目的に行われる活動のこと。

そして、その教誨活動に従事している者のことを「教誨師」という。

矯正施設では、教誨師が自ら信じる宗教の教化活動を実施することによって、被収容者が信仰心を高め、心情の安定を図り、更生への道を歩むことを期待しているそうです。

 

 

原則から被収容者の参加は強制ではなく任意となっていますが、それでも、今回の大祓式には三百数十人もの被収容者が出席していました。

普段の神社での祭典とは少し違った空気感のもと行われ、その後刑務官の方々とお話しさせて頂く機会も頂き、一日を通して貴重な体験をさせていただきました。

 

 

年末にて社務多忙となる時期ではありますが、本祭典は神青会員のみ経験出来る機会でもありますので、今後も多くの会員に奉仕して貰いたいと思います。

 

 

Copyright 1999-2023 Nagano-ken Shinto seinenkai. All Rights Reserved.

長野県神道青年会事務局   〒380-0801  長野市箱清水1丁目6番1号

長野県神社庁内 電話 026-232-3355 / FAX 026-233-2720