長野県神道青年会

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平成26年度活動報告

平成二十六年度

神道青年東海地区協議会教化研修会について

活動委員会 委員長 清住 邦廣

 

例年、地区総会に併せ開催される神道青年東海地区協議会教化研修会は、去る平成二十六年九月十七日~十八日の二日間、諏訪に於いて当会の当番により開催されました。

東海五県の青年神職を対象に行われる本研修会は、各県輪番制を下に当番が廻ってきます。過去に各地の研修会に参加させて頂きましたが、そのどれもが地域の特色を生かし、様々な趣向を凝らし、先ずおもてなしの心を感じたものです。前回長野県が当番であった平成二十一年度には「戸隠~祈りの村から今を見つめる~」と題し、奥社登拝・早朝御神楽、夜は宿坊に分宿し二次会の代わりに部屋ごとの座談会を行う等、ある種ストイックと申しますか、より研修らしい研修であったと記憶しています。

今回当番にあたり、委員会では、おもてなしの心を大事にし、深く学び、長野を楽しんで頂く。これを掲げ企画・運営をして参りました。会計業務や総会関係は事務局が担当し、諸会議を経て、諏訪信仰発祥の地である諏訪での開催を決定しました。

長野県で奉職する私たち青年神職は、恐らく全員が何かしらの立場で御本社である諏訪大社や、お諏訪様をお祀りする神社に携わっていることと思います。私たちも信濃國一之宮である諏訪大社・諏訪信仰についてより深く学び修めるべきであろうとの想いも開催地を決めた大きな理由となりました。

「諏訪信仰 自然の中に~自然との共存共栄~」と主題を立て、竜神信仰や、狩猟・農耕・生命の根源を司る神として、自然と関わり深い諏訪信仰についての研修、更には私たち日本人は自然を切り拓くのではなく、共に生きる文化を築き、森を育て、川を治め互いに守り護られることにより共存共栄してきた民族であるが、現状はどうであろうかと投げかけ、未来を見据える森林の育て方についての研修を決定しました。

講義①「諏訪信仰」を、諏訪大社 宮司 北島和孝先生に、講義②「森林の育て方」を、南信森林管理署下諏訪森林事務所 首席森林官 飯島隆男先生に其々お受け頂きました。北島先生には諏訪信仰について様々な視点より熱心に御講義頂き、時折混じるユーモアにも会員の学びの意欲も一層に湧き、熱心にメモをとる会員も多く見受けられ、会員からの質疑にも快く御対応頂きました。飯島先生には森林のプロの視点から、様々な鳥害や自然の行く末等、データやパネルを用いてより理解し易い様に御講義をされていました。

その後の懇親会では、より長野を楽しんで貰うため、地元諏訪酒造協会の御協力の上、九つの酒蔵に出張して頂き、各蔵ブースを設けて飲み比べを行いました。ここで紹介をさせて頂きますと

社名(代表銘柄)、麗人酒造(麗人)、酒ぬのや本金酒造(本金)、伊東酒造(横笛)、宮坂醸造(真澄)、高天酒造(高天)、豊島屋(神渡)、菱友醸造(御湖鶴)、諏訪大津屋本家酒造(ダイヤ菊)、舞姫(舞姫)計九蔵

各蔵無償で提供下さいましたので、居酒屋でこの銘柄を見つけた時には感謝の気持ちと共に是非グイッとお飲み頂きたいと思います。

また、余興として下諏訪木遣り保存会の皆様に実際の木遣りを披露して頂きました。震えるほど雄雄しいその木遣りは神青協南坊城会長や、東海地区梅村会長、当会上條会長、佐藤議長を巻き込み、雄大な締めの木遣りまでご披露下さいました。

翌日は親睦会としてボウリング大会を行いました。梅村会長の美しいフォームによる始球式から始まった親睦会では、各レーン熱戦が繰り広げられ、優勝した静岡県はアベレージ一一三という容赦無い高スコア。近年優勝から遠ざかり、雪辱に燃える我が長野県は、アベレージ一〇〇の四位というホスト県らしい当たり障り無い結果と成りました。

そして昼食後解散・・・

 

 志を同じくする他県青年神職と交流し、刺激を受け、今後の神明奉仕に役立つ貴重な機会となったとすれば、大変有難く存じます。

本研修会にあたり、ご指導ご協力下さいましたすべての皆様に御礼を申し上げ、今後の諸活動に際しましても更なるご指導をお願い致します。

 

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