長野県神道青年会

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平成30年度活動報告

靖國神社参拝研修旅行

活動委員 北爪 聖

 

去る平成30年11月27日から翌28日まで、市原会長以下9名の会員有志で、恒例の慰霊顕彰事業「靖國神社正式参拝」に行って参りました。

かつては夏のみたま祭りに合わせて祭典への参列と正式参拝を行っていましたが、諸般の事情により近年では一人でも多くの会員が参加出来るよう、皆の都合の合わせ易い時期を見計らって計画しています。

計画担当は教化委員会ですが、昨年は御皇室に関する勉強会を兼ねて、深志神社牟礼禰宜様の御講義を賜り、皇居参観を行いました。本年は、まず初日に全国で唯一護國神社が無い神奈川県に赴き、建築途中に大東亜戦争の災禍により途絶えてしまった御鎮座予定地の見学を合わせて行いました。上棟祭まで終えた社殿は昭和20年5月、横浜大空襲により残念ながら焼失してしまいました。そしてそのまま戦争終結を迎えるに至ったのです。広大な三ツ沢運動公園内の当地には、横浜市が建設した横浜市慰霊塔という二基の塔と安置堂が建っていて、横浜市ゆかりの御英霊が祀られています。私達は慰霊塔に手を合わせ、日々の御加護に対する感謝を捧げると共に、我が国と世界の平安を祈念しました。

その夜は横浜市内に宿泊し、当地の名物に舌鼓を打ちながら皆で杯を交わし、夜更けまで懇親を深めました。

2日目、東京へ移動し靖國神社を参拝しました。境内はちょうど整備工事中で、大鳥居や大村益次郎像に白い囲いが掛けてあったのが印象的でした。社務所では坂権宮司様や職員の皆様にお迎え頂き、権宮司様の貴重なお話を賜ることが出来ました。私たちは前日に横浜の護國神社跡地に行ったことを御報告しました。

脇回廊で修祓を受け、完成したばかりのエレベーターを横目に見ながら、いよいよ御本殿に昇殿、皆で心を合わせ、慰霊と感謝の誠を捧げて参拝しました。

靖國神社では授与所に専用のコンピュータを導入し、日々の初穂料等の集計を行っています。職員の皆様は私たちの我が儘を受け入れ、システムを丁寧に御説明下さり、御英霊のお力籠る大切な授与品をしっかりと管理されている姿勢を見学させて頂きました。

その後は遊就館を拝観し、涙を拭いながら御英霊の御稜威をしっかりと仰いで参りました。

そして解散となった後は、都合のつく者で千鳥ヶ淵戦没者御苑を参拝しました。

今回の参拝に先立ち、担当委員長より参加者へ短歌と俳句をひとつずつ詠むよう課題が与えられました。すべてを御紹介するには紙面が足りませんので、最優秀賞のもののみ、茲に掲載させて頂きます。

 

◎短歌の部 「国のため 戦にたおれし 若人(わこうど)の 高き功績(いさおし) ゆめ忘るまじ」

※スマホも忘るまじ

 

◎俳句の部 「ただひとり 白き塔にて 吾祈る」

        ※皆は前日に参拝したので ただひとり

 

志ある会員の皆さん、是非この事業に参加しましょう!

 

 

 

 

 

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