長野県神道青年会

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平成19年度活動報告

普通救命研修

(平成19年6月18日)

教化委員会では、会員研修として飯田市広域消防本部において会員15名参加による普通救命講習を開催しました。これまでもこの普通救命講習は何度か主催していますが、今回は新たな救命事項を加えての講習でした。

 

普通救命とは、車の免許を所持している人なら誰もが最低一時間以上は心配蘇生法の救命救急の講習を受けているはずですが、今回は心配蘇生法の救命救急の他にAED(自動対外式除細動器)の使用法についての研修でした。

 

AEDとは備え付けの電極パッドを傷病者に貼り付け、コンピューターによって心臓のリズムを自動的に調べ除細動(電気ショック)が必要かどうかを判定し、音声メッセージで指示してくれる医療機器で、これをもちいて処置した場合は、救急患者の生存率を格段に上げる事が出来ます。最近では、AEDは医療施設や公共施設、空港、スポーツ施設など多くの場所に設置されています。

このAEDは、一般の人でも簡単な講習を受ければ確実に操作できるようになります。

講習ではダミー人形を使用してのAED使用の実技を行い、会員が数班に分かれ、これを消防隊員が各指導する形式で行いました。

最初はダミー人形を相手に人前での実演という事もあり、照れくさいのか真剣味を欠いていましたが、これを見かねた指導に当たる消防隊員の方が「実際に事が起きた場合では、こんなことでは対象者はお亡くなりになってしまいますよ」との厳しい苦言に雰囲気は一転し、緊張した雰囲気で積極的に実技をしていきました。

 

確かに実際の場合では一刻を争う救急対応が人の命を救うことになるのです。会員一同その重要性を認識して約4時間の講習を終え、最終の実技テストでは当会員全員が見事一人も落ちることなく救命技能習得者として認定される事となりました。

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