サマーキャンプに参加して

私は昨年の八月に長野県の神職として任命されてより初めてのサマーキャンプに参加しました。今までは父が神職ということもあり幼少の頃より参加致しておりましたが、今回は今までとは違い、運営する立場で参加させていただきました。子供の頃は参加して遊んだり何か物を作ったり時には様々な事をして会員の皆様と触れ合うことが出来ました。キャンプ期間中は雨が降ったり止んだりと忙しない初日と、晴天に恵まれた二日目でありました。キャンプの前に事前の準備や設置など子供の頃は思いもよらない事もあり、あらためて会員の皆様の苦労を知りました。初日に行った勾玉制作では子供達と一緒になって制作没頭し、火起こしでは子供達が一生懸命に火をつけようと頑張っていました。夕食後は子供達と花火を行いました。二日目は、前日とはうって変わって良く晴れ、子供達は木崎湖での遊泳を心待ちにしていました。遊泳が終わって宿泊をさせていただきました仁科神社に戻り、一泊二日のサマーキャンプも終わりに近づき、神社で解散式を行いキャンプの感想を代表の男の子が発表し解散となりました。自分もこのキャンプに参加して火の尊さ・物を作る事の大変さなどを改めて感じました。自然の尊さや、参加者と共に食事をして食べる事の大切さを共有出来たことは貴重な経験となりました。