平成20年度活動報告
陛下御即位20年奉祝(長)
天皇陛下と国民
本年は畏くも天皇陛下践祚(即位)され20年を迎えます。天皇陛下を始め我国の皇室は常に国民と共にあります。戦後憲法が変わり(法的には改正の形式をとってはいますが?)大日本帝国憲法では「天皇之ヲ統治ス」と明記されていたものが「我国の象徴」と記され大行天皇の知した(しろしめ)昭和の御世から平成の御世へと時は移りましても天皇陛下と国民との関係は悠久の歴史の中では何も変わってはおりません。
神話の中にも天皇陛下が村々において炊事の煙があまり上がっていない事を心配される様子が記されています。世界の歴史を見ましても多くの王政が見られますが王と民の関係は皆一様に「領く」(ウシハク)であり我国の様に「知す」(シラス)ではありません。
陛下の国民への御宸念が伺えます。
天皇陛下御即位20年 奉祝行事(長野編)
平成20年10月3日
この度長野県では天皇陛下御即位二十年奉祝長野県委員会が発足し佳節を奉祝し奉る為に長野市、松本市において奉祝行事を執り行なう事となりました。長野県神社庁はもとより当会でもこの行事に積極的に協力参加しました。
10月3日(金)、長野市内において、県内神社関係者をはじめ県下各団体による、天皇陛下御即位20年奉祝パレードが盛大に行われました。
少し汗ばむような秋晴れの陽気となったこの日は、午後4時過ぎに善光寺の六地蔵前を出発して中央通りを行列は下り約2時間をかけて長野駅前まで約500名が参加し提灯行列のパレードし、途中トイーゴの広場では長野雅楽会による蘭陵王の演奏などもあり、祝賀ムードに一層の花を添えました。
私たち長野県神道青年会員は、あらかじめ用意しておいた40本の懸垂旗や10本の特大国旗を出発前に組み立て、日の丸と「奉祝」の文字が入った提灯・また国旗小旗を配布するなどの諸準備を手伝いました。
掲げられた懸垂旗を見て提灯と国旗小旗を求めに来る一般の方も多く、用意してあった提灯が早々に足りなくなるなど非常に好意的に受け止められていた印象でした。
普段あまり皇室や国柄について思う機会のない人たちが多い世の中で、御即位20年という佳節に皇室と共に発展してきた我が国の歴史と恩恵についてのメッセージを発することはとても意義があると思います。
(当会:ひかる特派員)
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